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建築を学んだ僕が、投資家になった理由

トニー@COZUCHI

このnoteでは、COZUCHIを創り上げた代表武藤の原点ともいえる大学院生時代のストーリーをお伝えします。

バブルが崩壊していた大学院生時代

僕が大学院生のときの2000年頃は景気が悪かったんです。
当時の拓殖銀行やゼネコンが倒産したり、バブル崩壊のダメージがあって、非常に経済環境は良くなかった。

その中で僕は建築を学んでいたんだけど、当初、僕は建築家になりたいと思っていました。不景気だった当時は、そもそも建築をする機会が激減してたわけなんですが。

それこそ僕の同級生は大手のゼネコンやディベロッパーに就職する一方で、クリエイティブな仕事がみんな得意でプレゼンテーション能力があるから、電通や博報堂のようなメディア系に就職したりとか、そういう時代だったんですよ。

「広告団」の結成

僕は当時、「広告団」っていう団体をやっていて、同級生と二人で始めて色んな学生を巻き込んでいきました。

何をするのかっていうと、例えばアーティストがマクドナルドのマークを参考にスケッチで描いて作品にしたとすると、それは作品としての価値もあるし、広告としての価値もあるんじゃないかと考えたんです。

中村政人さんというアーティストがいるんですが、その人が実際にマクドナルドの電飾のオブジェを作ったりして、それってただのマックの広告なのか、それとも作品なのか、問いかけをしてたんです。

その問いかけを聞いて、面白いなと。

そこから僕たちは発想を得て、広告的なことを一人のアーティストとして作っていました。

一つは、コーポレートアイデンティティ。

例えば、キリンビールだったら、キリンビールのマークや色からプロポーションから全部決まっていて、それは自由にしちゃいけないのか、アーティストが自由な発想で遊んだら面白いじゃんっていう考えた時期があって。
最初は遊びとして勝手にやっていました。

広告として評価されるモノづくり

それが今に繋がるんですが、つまりモノづくりの人たちがモノづくりを楽しみながら、それで広告と称して企業へ何か価値を提供できないのかって思ったわけです。

そうこうしていたら結構面白がってくれる会社が何社か出てきて。

実現したのが、大塚製薬のカロリーメイト。
新しい味が発売されたとき、日比野克彦さんっていう有名なアーティストさんを起用して、彼にカロリーメイトのTシャツをつくってもらいました。
新宿の思い出横丁っていう、当時火事になって一部廃墟になったところを僕らが目をつけて、そこの所有者に電話して貸してくれって言ってそこでイベントをやったんです。
やぐらを立てて。

カロリーメイトの部屋をつくって、そこにいろんな演者さんに出演してもらって、パフォーマンスアートを一週間やり続ける。

つまりクリエイターがキャスティングして、アート作品が結果として広告となっているっていうのをやりたかったんですね。

映像も作ったり、CGで立って踊る映像とかをつくってました。
マツモトキヨシの曲をヒップホップ風に作ったりとか。

セブンイレブンのあの有名なフレーズをサンプリングして、テクノっぽくアレンジしたりして。

営業として様々な企業に話をもっていくとほとんど駄目だったけど、何社か面白がってくれたところがスポンサーとして資金を援助してくれたんです。

建築家ではなく、投資家の道へ

この大学院生の経験が僕の原点。

まさに経済が先にあってモノづくりのニーズがある場合もあれば、作りたいっていうアイデアがあって、その後に経済が動くっていうこともあると当時考えていました。

社会に出るときに広告より建築やりたいなっと思ったわけですが、その発想をもって設計事務所に入るのか考えました。

設計事務所に入ったらプロジェクトが降ってきてそれに対してアイデア出して。

それだって素晴らしい仕事だけど、その前の段階からやるべきじゃないのかと。

モノづくりの原因をつくる。
広告団の活動では、勝手につくり上げたものが一つのモデルになり、経済っていうモノづくりの原因をさらに生みだしているわけじゃないですか。

好きなものをつくる。
かっこいいモノをつくる。

あたりまえだけど経済とモノづくりっていうのはリンクしてる。

建築の世界はこの発想が欠け落ちることがあると思っています。
建築ってものすごいお金がかかるわけだし、誰かが投資しなきゃ出来ないわけだから。

当然投資するインセンティブを理解していないといけないし、なぜ投資するのか、なぜ建築するのか、当たり前だけどわかっていないといけない。

答えとして僕らはリテラシーがないといけないですが、僕らが理解している建築家の仕事はその点にアプローチすることが難しいと考えています。

建築家が収支計画を立てないし、家賃いくらで貸せますよとか決められないですよね。
ディベロッパーや施主がそれを考えたときに、それに対してデザインとかを考えるのが建築家の仕事だから。
そうじゃないと思ったんです。

それで、最初2年間ぐらい、不動産の投資を覚えて、モノづくりするべきか、そこから考えたほうがいい建築ってできるじゃん、って感じたことがずっと原点にある感じです。

経済活動という原因をつくりにいける場所に居たほうがいいじゃんと。

現在でいうとCOZUCHIという仕組みに繋がっている。

経済活動には「カネ」がないとできない。
僕たちが経済に「カネ」を流し込む理由をつくるわけじゃないですか。

COZUCHIの投資家さんを巻き込みリスクを負ってもらうんだったら、当然、投資家さんへも儲けさせなきゃいけない。

その過程を通して、僕がやりたかった「カッコいいもの」を創りあげたい。

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トニー@COZUCHI
COZUCHI公式アカウント。元銀行マンで現役社員トニーが、知っておきたいお金や投資のことや、COZUCHIをもっと知るためのコンテンツを発信しています。代表インタビューを始めとした運営ストーリーや、ファンドの話をわかりやすくお届けします。